2010年06月14日

ベトナム人の中国製品に対するイメージ

全ての商品ではないでしょうが、日本人の中でも中国製に対する評価は決して高くないことが
多いと思いますが、ベトナム人も中国製品に対して日本人以上に安かろう悪かろう
というイメージを持っているようです。

というのも、大きく話題になったところではメラミン入りの牛乳の話、それ以外にもプラスチックから
発がん物質が見つかっただのというような安全性のイメージの低さと、すぐ壊れやすいとか使いにくいと
いうような機能面でのイメージの低さの2つのマイナスイメージがあり、中国製=できれば使いたくない
けど、安いから使う、みたいな感覚を持っているベトナム人は非常に多いようです。

今日もベトナム企業を2社ほど回っていたのですが、ミーティングの中でも中国製に対するマイナスイメージを改めて感じました。

言いかえると、日本製品は多少高くても手に入るなら買いたい、と思ってもらっている絶好の状況が
今のベトナムかもしれないです。

その間隙を縫って、韓国企業は割安で安全面などもしっかりしているということでどんどんシェアを
伸ばしているのも事実です。また、中国企業もどんどん現地投資などを行いながらシェアを拡大させて
イメージなんて吹き飛ばす勢いです。

さぁ、この9000万人近いマーケット、放っておくのか、それともその一角に食い込むのか皆さんの会社は
どんな経営判断でしょうか。



Posted by いのっち at 19:42│Comments(0)
 
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