2010年06月07日

ベトナム人の働き方

ベトナム人は基本的に真面目で勤勉だと言われています。

けれども、仕事より家庭を大事にするので残業をしてまで仕事をする
という考え方はあまりありません。ダラダラ残ったりはせず、定時になれば
さっさと帰って行きます。

とは言いながらも本当に急ぎの仕事がある場合などにはみんな
不満も言わず土曜出勤などもしてくれるという話はよく聞きます。

ただ、これは全ての企業や人に当てはまるかというとそうではありません。
特に国営企業は一般的に上記が当てはまりにくいようです。

以前にベトナム商工会議所でセミナー講師をさせてもらった際に国営企業
のマネージャーから、社員のモチベーションの低さについて相談されたのですが、
日本では起きえないレベルのものでした。

また、女性の社会進出率が世界でも有数の高さだと言われるように職場内には
女性は非常に多いです。また、女性の方が真面目で仕事熱心です。

特に南部は年中暖かい地域であり、食べ物に困ることも無かったということと、
男性は戦士で、非常時に働くものであり、普段はゆっくり過ごしておくものだと
いう考えも年配者中心に多いようで、女性の活躍は本当に目立ちます。

出産後も働き続けるというのが基本のようで、出産してもすぐに職場に戻ってくる
ようです。

男性を雇うか女性を雇うかという場合に同じ給与だったら間違いなく女性を選ぶ
という話もよく聞きます。

なお、勤務時間についてですが、ローカルは7時半もしくは8時開始で16時半もしくは
17時までという企業が多いです。

日系だと8時半開始17時半なども結構あります。日本とは時差が2時間ありますので、
8時開始でも日本時間の10時と同じなのでほとんど時差なしに近い状態にはなります。

休憩時間は大半の企業は1時間ですが、国営企業や公務員などは2時間というところも
結構あります。

また、国営企業の幹部や公務員は昼間からビール飲んでるなんてこともよくあるみたい
です。




Posted by いのっち at 21:05│Comments(0)
 
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