ベトナムの車事情

いのっち

2010年06月16日 21:40

ベトナムと言えばバイクが至る所にあふれているというのが街の道路のイメージですが、この1,2年で
急速に車が増えています。



少し前までは車と言えばタクシーというくらいにタクシーが目立っていたのですが、
今はどんどん一般の乗用車が増えています。

しかも、一般の乗用車ばかりでなく、日本人でもなかなか買うのが難しそうな高級車を街の至る所で
見かけます。しかも、日本より明らかに高級車の比率が高いんです。



ベトナムは関税の関係で車の価格は同じ車種なら日本の3倍、つまりカローラの新車1台が500万
くらいします。

つまり、上記のような高級車は2,000万以上してしまうんです。けど、こういう高級車がどんどん増えています。

僕のベトナム人の友人のお父さんも先日一緒に食事に行くために迎えに来てもらったら、BMWの新車でした。2008年のリーマンショックの後に自動車購入に対して減税処置があったみたいでそれも高級車購入を
促進したみたいです。

この高級車たち、明らかに増え過ぎなのでは?と思っていたら実はそうでもないようです。

というのも、今ベトナムでは運転免許を取得するための試験を受けるのに1年近く待たないといけない状態に
なっており、運転免許が取得できないために車を購入することができないという人が結構いるそうです。

彼らが免許を取れば取るほど、車の台数がどんどん増えていく、駐車場問題が起きるのも確実ですが、
これだけベトナム人はどんどんお金持ちになっている証拠ですね。

車が増えるということは同時に関連するビジネスも生まれるはずです。いろいろな
ビジネスがどんどん発展していきますね。